第57番 栄福寺



2008年1月26日更新

第57番 栄福寺 (えいふくじ)
2008年1月1日巡礼
仙遊寺をお参りして、逆打ちで栄福寺へお参りしました。
その途中には犬塚池というこのあたりでは一番大きなため池があります。
この池には名犬の墓の伝説があります。

昔、栄福寺と、仙遊寺を通信する為に犬を使っていたそうです。
その犬は、お寺の鐘(太鼓だったかな)の音を聞くとそちらのお寺に行く様に訓練されていて、とても大切にされていました。
ある時、栄福寺と、仙遊寺の小坊主がいたずらに「両方のお寺の鐘を一時に鳴らしたらどうなるだろう。」と相談し、示し合わせて同時に鐘をついたそうです。
その名犬は、栄福寺に行くべきか、仙遊寺に行くべきか、戸惑い、迷い、焦燥し、ついには池のほとりで命が尽きたというものです。
以来その池を犬塚池と呼んでいます。池の栄福寺側の堤防にはその犬の塚があります。
お寺は、比較的規模も小さくて、おされさん(仙遊寺)に比べると、ひっそりとしています。

    

左より 境内  本堂  大師堂

  

犬塚の碑


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